【CD】Wait for Me

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<演 奏>
バリトン: Dmitri Hvorostovsky
指揮: Constantine Orbelian

Novaya Opera Orchestra
Ministry of Internal Affairs Chorus
Style of Five Ensemble

<曲 目>
Classic Russian Songs of the War Years

1. Hot Snow
2. Wait for Me (M.Blanter)
3. Mother's Arioso from We Need Peace
4. The Soldier Served
5. My Beloved Girl
6. Alyosha
7. Moments of Silence
8. The Danube is Blue
9. Ballad of a Soldier
10. Wait for Me (N.Gorbenko)
11. Dark-eyed Cossack Girl
12. Glowing Little Light
13. Nightingales
14. Long-range Cannons are Silent
15. In the Woods Near the Front
16 On My Way from Berlin

[録音:2014年7月10-14日 Mosfilm Tonstudio, モスクワ]


第二次世界大戦中、そして戦後に書かれたロシアのポピュラーソング。
それらは今やホロストフスキーのライフワークの一つとなっており、既に"Where are you, my brothers?""Moscow Nights"という2枚のCDがリリースされており、今回のこのアルバムは3枚目にあたるそうです。

ホロストフスキー自身、こういった曲を聴いて育ったとのことですが、日本でいえばどんな曲にあたるんでしょうかね?
「リンゴの唄」とか?「岸壁の母」とか?

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ロシアではこの企画、大当たりみたいで、先日モスクワで行われたWar Songsのコンサートも大盛況。
観客も大盛り上がりで、やんやの大喝采。

ひょっとして、ホロストフスキーってロシアではオペラ歌手というより、日本のサブちゃんのような国民的歌手としての認知度のほうが高いんじゃないかしら・・・・

そうなってくると、ロシア人でもない、戦争も知らない世代の私たちにとっては入り込めない世界であり、これらの曲を聴いて涙を流す人たちを見て、なんとなく疎外感を感じずにはいられないのであります・・・・。

さて、今回の"Wait for Me"をざっと聴いた感想ですが・・・・どの曲もみんな同じように聴こえる・・・・

時代も時代ですから仕方ないんでしょうが、ロシアのポピュラーソングってなんとなく・・・・・ダサい
よく言えば、口ずさみやすいのかもしれませんが

唯一知ってる曲が12曲目の"Little Light"。
日本では「ともしび」として有名な曲ですが、前奏はピアノ・バーですか?って感じで始まり、曲調もジャズ風にアレンジ
びっくらこいちゃいましたよ・・・。

歌詞の内容も、今までのアルバムよりも戦争カラーが濃くなってるような気がしました。

「彼女の息子は戦いで殺された。彼は人生を祖国に捧げたのだ。」という歌詞があったり、「25年軍隊に仕えて田舎に戻ったら、妻が全く老けてないではないか!・・・・しかし、それは妻ではなく彼の娘であり、妻は5年前に亡くなって埋葬されていた」・・・という内容だったり

でもね。
やっぱりホロストフスキーの歌は素晴らしいんですわ、これが。

近年声がますます重くなってるし、声のカラーもグレーから限りなくブラックに近くなってるし、こういう歌を歌わすと低音の魅力が炸裂します。

7曲目の"Moments of Silence"とか、9曲目の"Ballad of Soldier"とかのsotto voceは反則技ですな(笑)

11曲目の"Dark-eyed Cossack Girl"はタイトルの通り、コサックダンス風で楽しめます♪
「お嬢さん、あなたのお名前は?」
「私の名前は、あなたの馬の蹄鉄から聴こえてくるわよ」
馬の蹄鉄が教えてくれた名前は、カチャカチャ・・・・カーチャ!(笑)
この歌詞、笑えました

最後にDELOSさんにお願い。
英訳をつけてくれるのはありがたいんですが、左にロシア語、右に英語というふうに並べて表記していただけないかしら・・・・。

ロシア語の続きに英訳を書かれても、すぐにどこからが英語かわかりにくいし、対訳になってないですよ~



Various: Wait for Me
Delos Records
2015-03-10
Blanter

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この記事へのコメント

花宴
2015年05月19日 10:07
ジャケ買いしてはあるんですが、棚上げになってるんですよね、このCD.....。 ”は~るばる来たぜっ、シっベリア~♪”とかそういうノリ感じますよね(汗)、微妙にのれない演歌の世界ですが、これでキヨシのようにロシアのおばちゃんの心を鷲掴み(汗)? 私も既存CDの曲でも全部同じに聴こえて、ひとつも残らない感じですが、娑羅さんのレビューを参考に11番、12番あたりから聴いてみようかしら.......!!
2015年05月19日 23:48
◆花宴さん
棚上げになりますよね・・・。

>は~るばる来たぜっ、シっベリア~♪
めっちゃウケるんですけど・・・!
このコンサート、テーマがテーマだけに年輩のお客様が多く、仰るように「ロシアのきよし」的存在ですよね

私、「ダサい」って書きましたけど、これはアレンジがダサいのかも。
メロディーはどの曲もいたってシンプルですし。
「ともしび」のピアノ・バー風アレンジ、お試しあれ!(笑)
VERA
2015年05月20日 22:03
私も買ったもののまだ聴いていません(^_^;)
そうですか、これはロシアの演歌なのですね…。
今METのHDの予習でカヴァ/パリモードに入ってしまったのでこちらが一段落したら聴いてみます。
2015年05月20日 22:59
◆VERAさん
棚上げの人多し!(笑)
私だけじゃなかったのねー

>ロシアの演歌
いや~、その表現が正しいかわかりませんが^_^;

私もマルちゃんの「カヴァ/パリ」行きますよぉ~♪