【TV】ウィーン国立歌劇場 イオアン・ホーレンダー総監督フェアウェル・ガラ

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<主 な 出 演 者>
ソプラノ
バルバラ・フリットリ 、ソイレ・イソコスキ、ステファニア・ボンファデッリ、
ディアナ・ダムラウ、アンゲラ・デノケ、クラッシミラ・ストヤノヴァ、
ゲニア・キューマイア、アドリアンヌ・ピエチョンカ、アンナ・ネトレプコ、
ナタリー・デセイ、ヴィオレッタ・ウルマーナ

メゾ・ソプラノ
ナディア・クラステヴァ、アンゲリカ・キルヒシュラーガー、ワルトラウト・マイアー、
ロクサーナ・コンスタンティネスク

テノール
プラシド・ドミンゴ、ミヒャエル・シャーデ、ラモン・ヴァルガス、
サイミール・ピルグ、 ペーター・ザイフェルト、ピョートル・ベチャワ、
ヨハン・ボータ

バリトン
トーマス・クヴァストフ、レオ・ヌッチ、トマス・ハンプソン
サイモン・キーンリーサイド

バス
フェルッチョ・フルラネット

ほか


<指 揮>
ズービン・メータ、アントニオ・パッパーノ、ベルトラン・ド・ビリー
フランツ・ヴェルザー=メスト、ファビオ・ルイージ、ペーター・シュナイダー
マルコ・アルミリアート、トーマス・ラング、プラシド・ドミンゴ、シモーネ・ヤング

<管弦楽> : ウィーン国立歌劇場管弦楽団
<合 唱> : ウィーン国立歌劇場合唱団


[ 収録: 2010年6月26日, ウィーン国立歌劇場 ]
('10/10/30 BSハイビジョンで放送)


さすがにこれだけのガラになると、この私でも知ってる歌手がほとんど。
なので、とっても豪華な印象。
しかも、このガラが行われた今年の6月といえば、私もこのオペラハウスに行っていたので、あのへんの席に座ったんだよな~と懐かしく思ったり。

あまりにもたくさんの歌手とたくさんの曲が登場したので、とても1曲ずつコメントすることはできませんが、気になったところ・印象に残ったことなどを、つらつらと書いてみたいと思います。

まずワーグナーの「リエンツィ」序曲があり、その後にホーレンダー監督の挨拶があったわけですが、歌手のトップバッターがいきなりのドミ様(ドミンゴ)登場!
え~~~!?マジで!?いきなり大スターが登場ですか!?
しかも、「ワルキューレ」からでした。
ウィーンではワーグナーをよく歌ったのでしょうか?
結局、ドミンゴはこれ1曲しか歌わなかったので、もうちょっと違うものを聴きたかったかも・・と思うのは、私がワーグナーを苦手としていることもあるのかも。

2番目に登場したナディア・クラステヴァを見て、この人、どこかで見たような・・・・。
あ!!6月にウィーンで観たオネーギンで、オリガを歌った人じゃん!!
ウィーンではよく歌ってるのかしら?
トロヴァトーレから、アズチェーナの“炎は燃えて”を歌っていました。

ヴァルガスが、「フェドーラ」と「ロメオとジュリエット」を歌っていました。
この人は華がないのが残念なのですが、「いい人オーラ」が溢れていて、それが魅力の一つのように思います。
聴いていて、なんとなく暖かい気持ちになれました。

ボン子さん(ボンファデッリ)が登場して、思わず「懐かしい~!」と言ってしまいました。
彼女はシャモニーのリンダを披露。
ボン子さんといえば、ネトレプコが登場するまではビジュアル系ソプラノとして、一世を風靡していたような気がするのですが、いつの間にかお名前を聞く機会が少なくなりました。(ちゃんと活動してるんでしょうけどね)

相変わらずかわいらしい容姿で、イタリアっぽいな~と思わせるドレス(実はイタリア製じゃなかったりして^^;)など、楽しませてくれたのですが、どうも私は彼女の歌の良さがよくわからない・・・・。
これは、以前ブルゾンとのデュオ・コンサートをTVで少し見た時にも思いました。
特別声に魅力があるというわけでもないし、特別技術があるようにも思えないし、高音になると叫ぶような歌い方も気になりました。

マイアーは“イゾルデの愛の死”を歌いました。
私はワーグナーを聴かないので、ワーグナーか・・・・と半ばうんざりして聴き始めたのですが、これは素晴らしかったですね~。
この手のガラでも、ワーグナーが流れると途中で飽きてしまう私が、どんどん引き込まれてしまいました。
声に魂が入ってるというのか・・・すごく魅力的でした。

ダムラウは「夢遊病の娘」を歌いましたが、特に前半のしっとりとした部分が印象に残りました。
彼女を見ると、アメリカのTVドラマに出てくる女優さんの典型のような人だな・・と、いつも思ってしまうのですがドイツ人なんですよね

フルラネットのフィリッポ(ドン・カルロ)が、私にとっては意外でした。
私は彼の大ファンだった時期もありますし、今でも好きな歌手なので、彼のフィリッポはすごく期待して聴いたのですが、あまり王の悲哀が伝わってこなかったのです。
私が近年フィリッポを聴いて感動した歌手の歌には、にじみ出る悲哀というものがあったのですが、フルラネットの場合はもっとダイレクトな表現のように感じました。
これは完全に私の好みの問題だと思います。

ベチャワがウェルテルとファウストを披露していましたが、どちらもクラウスの十八番ですよね。
クラウスの影がちらついて困りました(笑)
この人もテノールにしては華がないのが残念ですが、癖のないいい声だとは思います。

満を持して(?)ネトレプコ登場。
先ごろ日本でも歌った、マスネのマノンを歌いました。
林家パー子さんも真っ青な、鮮やかなピンクのドレス!
これ、今年の1月にホロストフスキーとロンドンでコンサートをやった時と同じドレスかも?

いや~、やっぱり彼女はすごいですわ・・・。
歌唱テクニックは多少粗いところもあると思いますし、突っ込みどころは多いと思うのですが、観客の心をつかむ術を心得ているんですよね。
これは考えたり努力したりしてできるものではないでしょう。
実際、彼女はあまり研究熱心なタイプにも見えないし(笑)
まさにスターになるべくして生まれた、天性だと思います。
このガラ、私の中ではネトレプコが最も印象に残りました。

続いてデセイ登場。
デセイも私の好きな歌手の一人で、しかも「連隊の娘」を歌ってくれるとなると期待度も高まります。
しかし・・・なぜかあまり印象に残らなかった・・・・。
METのライブビューイングで見た彼女のマリーは最高だったのですが・・・・。
コンサートだとあまり映えないのかしら?
そういえば、METのヴォルピ・ガラで「夢遊病の娘」を歌った時もパッとしなかったような・・・・。

トリはキーンリーサイドが歌うマクベスでした。
久しぶりにキーンさんの歌を聴きましたが、やっぱり圧巻ですねー。
正統派バリトンって、きっとこういう声を言うんでしょうね。
私のご贔屓さんの声が異質と言われるのもわかるかな(笑)
でも、歌っている時に上半身が大きく動くのが気になりました。
いい・悪いではなく、目で追ってたら酔ってきちゃったもんで・・・

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この記事へのコメント

花宴
2010年11月09日 06:53
う~ん、さすがはウィーンのガラコン、豪華スターの競演ですね~♪ アナちゃん、私もそう思います(笑)....何か出てくるだけで”さあ、アナちゃんが歌うわよ~♪”と引っ張る迫力があるんですよね(笑)。 声もでかい(笑)。 まあ、あのハイパー感にホロ様は引いちゃうんでしょうが....。 彼女はクエイシェンとの方が良いですね。 
2010年11月09日 23:40
■花宴さん
ねー、彼女は華がありますよねー。
そして、彼女の声はキンキンしてなくて、私は好きなんです。

Dimaはやっぱり根はshyなんでしょうね。
アンナちゃんほど弾けることはできないですよ^^;
年も彼女より9つ上ですし。