Dmitri Hvorostovsky Recital~Part2

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2010年6月11日(金)午後7時30分開演
会場:Wigmore Hall

Dmitri Hvorostovsky.....baritone
Ivari Ilja.....piano

<曲 目>
Tchaikovsky
Again, as before,I am alone
The nightingale
The heroic deed
I opned the window
Don Juan's Serenade

Rachmaninov
A dream
As fair as day in blaze of noon
Do not sing for me, fair maiden
Oh no, I beg you, do not leave!

Tchaikovsky
Reconciliation
A tear trembles
No, only the heart
The fearful moment

Rachmaninov
When yeseterday we met
In the silence of the secret night
He has taken all from me
An excerpt from Musset-Loneliness
Christ is risen

Encores:
Rachmaninov:I was with her
Tchaikovsky:Serenade(O,Child, Beneath thy window)
Tchaikovsky:In the midst of the ball


Part1から続きます。


私の席は、1階センターブロックの6列目右端だったのですが、やたら彼はこちらのほうを見て歌っている・・・・。
彼の立ち位置からの角度としては決して真正面ではないわけで、やや左にふっている格好で不自然な感じ。
もしや!と思い休憩時に振り返ってみると、私の斜め後ろ(つまり右ブロック)の席に奥様が座っておられました。
つまり、彼は奥様のほうを見ながら歌っていたということで。
Dima、そんなにわかりやすいことでいいのか!?(笑)

奥様は休憩になると、楽屋のほうへと向かわれたようでした。
白地に花の絵が描かれた、上品なワンピースをお召しでいらっしゃいました☆

前半を聴き終わって。
とにかく彼の声が・・・すごい、素晴らしい、信じられない、でかい!
オペラを歌っている時はとかく「声量がない」と言われるのに、歌曲でこの声量は何なのだ!?
歌曲リサイタルでそんなにでっかい声出さなくても・・・と言われそうだけど、なんかそういうのとは違うんですよね。
気合いが入ってるのも感じるし、絶好調だから抑えたくないっていうのも感じるし。
絶好調・・・そう、そんな感じ。
ウィーンでオネーギンを聴いた時は、時々咳き込む仕草も見せていたので「調子悪いのかな?」と思ったこともあったけど、この日は全然そんな素振り無し。

彼の声は最近どんどん重く・深くなってきていますが、それがこのホールとすごく相性がいいような気がしました。
コーヒーじゃないけど、深みとコクとまろやかさが備わってきたって感じです。
彼は「倍音を美しく共鳴させることができる歌手」なのだそうですが、それなんでしょうか、水面に浮かぶ波紋のような声の広がり・震動に圧倒されました。
これは絶対に録音では伝わらないと思います。
今まで彼のどの録音を聴いても、この感覚は味わえなかったですから。

褒めちぎってばかりいますが、一つ突っ込ませていただくと、そろそろ曲順を覚えるようにしようよ~と
ロシアでは曲名を紹介する人(専門の訓練を受けているそうです)がいて、1曲ずつステージに登場してマイクで言ってくれるのですが、このスタイルに慣れているのか、彼は曲の順番を覚えていないよう。
これは4年前の来日リサイタルでも同じでした。

この日も、最初の2曲ぐらいは覚えていたみたいだったけど、その後は1曲ずつピアニストのイリヤさんに確認。
それも目をつぶってポーズ決めちゃって、さも曲の打ち合わせをしているように見えるんだけど、あれは明らかに曲名を訊いているぞぉ。

後半に入ります。

9.チャイコフスキー:「あきらめ」
これはNHKが放送した「ロシアン・ロマンス」にも入っていましたが、その時よりもさらっとしていたような気がします。

10.チャイコフスキー:「涙が震える」
この曲、初めて聴いた時からメロディーがきれいで気に入っていたのですが、歌詞を見てびっくり。
嫉妬して泣いている相手に向かって、「君は僕の全てだけど、僕は海のように広くしか愛せない」とか言ってるんです!
自分勝手な男の言い訳の歌だったのか!?
だからでしょうか、ここでのホロストフスキー、ちょっとにやけた感じで歌い始めたんですよ。
ま、彼にこんな表情で優しい声で歌われたら、許してしまう女性が大半でしょうけど(え?私だけ?)

11.チャイコフスキー:「ただ憧れを知る者だけが」
まだ全くロシア歌曲を知らない時でも、この曲だけは聴いたことがあって知っていました。
今年のピアノの発表会では、私=先生のエゴにより、この曲を連弾で中学生の双子姉妹に弾かせてしまいました
もちろん、この曲を歌っているホロストフスキーのCDやDVDも鑑賞させましたわよ~。←ひどい先生

ホロストフスキーのファンになって、ほかのロシア歌曲をたくさん知るようになった今、この曲を再び彼が歌ってくれたことに感謝しました。

12.チャイコフスキー:「恐ろしい瞬間」
これを聴けたのは嬉しかった~。CDで聴いているよりずっと良かったです
CDで初めて聴いた時から、美しいメロディーが印象的で気に入っていましたが、歌詞の内容を調べてみると、【恐ろしい瞬間】というのは【好きな人が自分の愛の告白に対して、どのように答えるのかを待っている時間】だということ、さらにはチャイコフスキー自身の作詞だと知り、今では大好きな1曲になっています。

ホロストフスキーの歌い方はとても優しく、彼女を優しく見守りながら、ひたすら告白の答えを待っているかのようでした。
シンプルなピアノ伴奏ですが、それがまた歌詞の内容の繊細さを引き立たせているように思います。

ため息をついたり涙を流したりして、なかなか答えを出してくれない彼女に対してのもどかしさが、「ああ、私の祈りを聞き届けて、今すぐにでも答えてくれ!」というところに、感情の高ぶりとなって一気に表われるのですが、ここの“Ах!”というところの声がすごく心にきました。
でも、そのすぐ後に呟くように「僕は君の答え(直訳すると“評決”という硬い言葉になるそうです)を待っているんだ」と言うのです。
この表現の巧みさにはやられました~。

ここで後半の第1グループが終わりました。

ピアニストのイリヤさんについても少し触れておきます。
ホロストフスキーと共演するようになって、もう7年近くになるはずですが、いいコンビになってきたと思います。
2003年に日本で初めて本格的リサイタルを行った際、当初発表されていたピアニストはアルカディエフさんでしたので、まだイリヤさんとは組み始めたばかりだったのかもしれませんが、あまり息が合っていないような印象でした。

2006年の来日リサイタルでも聴いていますが、今回改めて聴かせてもらって、音色がとても美しくて柔らかい、そして深みもある素晴らしいピアノだと思いました。
アルカディエフさんに比べると地味で控えめな印象ですが、今のホロストフスキーにはイリヤさんのピアノのほうが適しているような気もしました。
時々ミスをされるのですが、まぁそこはご愛嬌か?
すっごく難しいところは華麗にお弾きになるのに、どうしてそこで!?と突っ込みたくなるようなところでミスが出る不思議な人でございます。

後半の第2グループに入ります。

13.ラフマニノフ:「きのう僕たちは会った」
これは聴いているのが辛い、なんとも悲しい歌・・・・。
「ああ神様!彼女は何と変わってしまったことか。」
この一節を聴く度に、彼女はどのように変わってしまったのか・・・とても気になってしまう私です。
“прощание”や“до свидания”(日本語だとどちらも「さようなら」になってしまいますが)を、彼はどのような気持ちで言ったのでしょう。
ホロストフスキーの切ない表情・・・やっぱりこの日も悲しくなってしまいました。

14.ラフマニノフ:「夜の神秘な静けさの中」
もう、これは・・・なんと言ったらいいのか・・・泣いちゃいましたよ、これ。
私自身、この曲が大好きで何度もリピートしまくっているぐらいで、前回の来日リサイタルでこれを歌ってくれた時もすっごく嬉しかったんですが、4年後にまた聴けることになるなんて・・・・幸せです!
ホロストフスキー自身もお気に入りの1曲なのか、先シーズンのリサイタル・プログラムには入っていないこの曲を、よくアンコールで披露していました。

彼のために作られたのでは?というぐらい、彼の歌唱テクニックを存分に味わえる一曲です。
出だしの“O”のクレッシェンドから、既に彼のブレスコントロール・テクニック炸裂。
ラストは“тьму”という言葉で終わるため、【ウ】という難しい発音で音を伸ばしていかなくてはならないのですが、もうこのブレスコントロールが・・・見事としか言いようがありませんでした。
会場からも、ほ~っというため息が洩れていました。

初めのほうに、ふと上げた右手を見つめる仕草があったのですが、歌詞にある「指になびく髪」というところだったのかもしれません。ロマンチックな曲です。

You Tubeに、モスクワで2005年に歌った時の映像がupされていますので貼っておきます。


まだ次の曲があるのに、ここで泣いてしまってはいけない。切り替えなくちゃ~と思っていたら、舞台上のホロストフスキーがぷっと吹き出し、会場が一瞬笑いに包まれました。
私はこの時状況が呑みこめなかったのですが、あとで聞いたところによると、客席にいた人が絶妙のタイミングでくしゃみをしたそうで、それに彼がこらえきれずに吹き出してしまったんだとか。
彼が笑ってしまったものだから、こらえていた人達も笑ってしまったんでしょうね。

会場が一つになったような、ちょっと暖かい気持ちになった瞬間でした

ここから残りの3曲は、なかなか重い内容の曲が続きます。

15.ラフマニノフ:「すべてを奪われた」
タイトルからして重いです。
先ほどくしゃみで吹きだしてしまったので大丈夫か?と思いましたが、あっという間に集中してました。
そして、この曲は難しい~。
とっても短い(1分ほど!)のに、歌詞の内容が濃すぎて・・・。
神によって全てを奪われた【私】が、ただ一つだけ神によって残されたもの、それは【お前】だけ。

そこの部分は曲調が優しくなり、【тебя 】という親称二人称で表されているので、【お前】というのは【私】にとって最も大事な人なのかな~と思ったり。

16.ラフマニノフ:「A.ミュッセからの断片」
これ、ホロストフスキーがよく歌うので曲は知っていたんですが、何も知らないで聴いていた時は「あっという間に終わるし、なんか暗い曲だな~」ぐらいにしか思っていませんでした。
しかし、今回のリサイタルにあたり歌詞をきちんと読んでみると、孤独に苛まれる描写が、見事に音楽になっていることに驚きました。

曲はかなり激しい曲調で始まり、“Боже мой!”(=わが神よ!)で一度クライマックスを作ったかと思うと途端にトーンダウンし、ピアノが単音でポーン、ポーンと静かに鳴る中、不安そうに「誰かが入ってきたのか?」と言う・・・そして部屋には誰もいない、時計が真夜中を打った音だとわかると、再び孤独な身の上を激しく嘆きます。

この急・緩・急のドラマティックな音楽を、ホロストフスキーとイリヤさんのピアノが実に上手く処理していました。
“Боже мой!”なんて絶叫に近かったです。
両者の間の取り方も上手かったですね。さすがに歌い慣れている曲です。

短い曲なのに1曲1曲ドラマを感じさせてくれて、目の前にその光景が浮かんでくる・・・それが彼のロシア歌曲の魅力の一つだと思います。

ミュッセの詩集「五月の夜」からの一篇らしいのですが、それで検索をかけてみると、レオンカヴァッロの交響詩に「五月の夜」というのがあるのですね。
しかも、あのドミンゴ様が今年に入ってCDをリリースされているようです!
こちらは本家のフランス語、ラフマニノフのほうはアフーチンという人のロシア語訳につけられた曲だそうです。

17.ラフマニノフ:「キリストは甦りぬ」
この曲が始まった瞬間、「あ~、もう最後の曲になってしまった~」と、うるうるしてしまいました。
リサイタルは堪能できていいけど、やっぱり時間が短くて寂しい~。

これも重いですね・・・。何年経っても人間は変わってないんだなと思わされます。
デビューから20年経って、ホロストフスキー自身にもいろんなことがあったと思いますが、やはり20年前のCDに比べて格段に表現が深くなっていました。
この曲を歌うのに、今が一番いい時期かもしれません。

以前来日時のインタビューで、「歌によって愛と平和を伝えたい」と語っていたと記憶しています。
そういう思いを受け止めたいですね。
いい曲で締めてくれたと思います。

プログラムが全て終わり、観客の盛大な拍手が送られる中、一人の女性がステージのほうへ歩み寄ります。
手にはなにやら瓶とメッセージカードが・・・・。
ファンの女性かと思いましたが、どうやらホールのスタッフさんのよう。
そして、瓶はシャンパンだったようで、イリヤさんにも渡されました。
大きなシャンパンとカードを差し出され、ホロストフスキーは「え?」というような不思議な表情を見せつつも受け取り、ニコニコしてました。
シャンパンは足元に置き、いったん退場します。

アンコールは、昨シーズンまで歌っていたリサイタルプログラムの中からの3曲でした。
このプログラムを聴けなかった私にとっては、ラッキーなプレゼントです!
全てホロストフスキー自ら曲名を言ってくれました・・・が、聴き取れず
ま、知ってる曲だったから良かったですけど。

1.ラフマニノフ:「私は彼女と一緒にいた」
英語では“I was with her”と訳されているのが一般的のようですが、“I came to her”という英訳もあったりして、そのせいか日本でも「私は彼女のところへ行った」という訳が一般的のようです。
梅丘歌曲会館さんにもこの曲の解説は載っていないし、ラフマニノフの歌曲の中でもあまり有名ではないのか資料が乏しく、帰国してから歌詞の意味を調べるのに苦労しました。

幸い、2年前にカーネギーでのホロストフスキーのリサイタルに行った友達が、その時のプレイビルを送ってくれていたので英訳はわかったのですが、もう一つ内容がしっくりこない・・・・。
詩って日本語でも難しいのに、ましてや外国語なんて
(手伝ってくれた花宴さん、どうもありがとう~)

原詩はアレクセイ・コルツォフという人のもので、ラフマニノフは3番にあたる部分をカットしていることが判明。
全体を通してみると、【彼】は彼女に首ったけのよう。
でも、【彼女】のほうは「私があなたを愛しているってこと、私の友達には言わないでね」と言ったり、最後には“裏切る”なんて言葉もでてきて、どうやら普通のカップルの描写ではないみたい。

でも曲調は流れるようなピアノにのった本当に美しいもので、私は大好きな1曲でもあります。
彼女は本当は彼のことを愛してはいないけれど、彼はそれでも彼女と一緒にいられるということだけで幸せなのかな~と、そんなふうに感じられました。
解釈は間違ってるかもしれませんが

これをナマで聴けて嬉しかったなぁ。すっごく良かった
最後の“пускай”の高音もバッチリ決まっていたし、これはもう感動でした~。

最近、この曲を歌っているビデオがupされましたので貼っておきます。
2008年、モスクワでのリサイタルです。


2.チャイコフスキー:「セレナーデ」(ロマノフ公の詩による6つの歌曲より)

なんともかわいらしい曲です。愛する人を優しく見守る感じ。
ちょっと上から目線っぽい歌詞が微笑ましい♪
こういう優しい歌、さら~っと歌ってるようなんですが味わいがあって上手いです。
イリヤさんがまたしてもちょこっとミスってましたけど、ホロストフスキーはお構い無しに歌ってました(笑)

3.チャイコフスキー:「騒がしい舞踏会の中で」
これを最後に持ってきましたか!
もう何も特別なことをしなくても表現がしみついているって感じで、すごく自然でした。
恋に落ちる描写がすごく素敵な歌詞ですよね。
独り言のように呟いているかのような表現が素敵でした。

アンコールを3曲歌い終わると、足元に置いていたシャンパンを持って退場。
昨シーズンのプログラムからなら、メトネルも歌ってくれるかな~と密かに期待しましたが、今回は徹底的にチャイコフスキー&ラフマニノフでまとめたようです。
メトネルの“The Wanderer's Night Song”なんて、ナマで聴いたら鳥肌ものなんでしょうけどね~。
これで本当におしまい。もっと聴きたいけどしょうがない

after stageなどの様子についてはこちらのブログに書いていますので、ご興味のある方はどうぞ。

最近はポップスのコンサートツアーをやったりして、声が荒れていると言われることも多くなってきたホロストフスキーですが、このリサイタルを聴く限り、その影響は全く感じませんでした。
彼自身も満足しているのか、終始ご機嫌でしたし

2008年~2009年の2年ほどの間歌っていた、チャイコフスキー、メトネル、ラフマニノフのプログラムがとっても気に入っていて、それを聴き逃して後悔していましたけど、この20年前のプログラムもとっても素晴らしく、これが聴けて本当に良かったです!
そういえば、私は20年前のCD『Russian Romances』を初めて聴いた時から、このCDにはすごく惹かれるものがあったんだっけ。
このプログラムを聴けたのは運命だったのかも!?

そして、あとからわかったことではありますが、デビュー20周年の記念すべきリサイタルを、彼の第2の故郷とも言えるロンドンの聴衆と共に聴き、感動を分かち合えたこと。
これは本当にファン冥利に尽きるというもの!
また、6月というのは私がホロストフスキーのファンになった月でもあり、今年は7年目にあたります。
そのアニバーサリーをロンドンのリサイタルで過ごせたんだな~と、しみじみ幸せを感じているところです。

来年はMETとの来日予定なので、今度はオペラを聴くことになりますが、機会があればまた是非リサイタルに行きたい!と強く思いました。
リサイタルを聴かずして、彼の本当の魅力は語れません。
皆様もぜひ、彼のリサイタルに足を運んでみてください。
その際、できるだけ歌詞は予習していってください。絶対そのほうが感動が倍増しますよ

ここまで長々と読んでくださった方々、どうもありがとうございました。
あまりにも強烈なリサイタルで、いろんなことが頭に浮かんできてしまい、かなりとっちらかった、まとまりのないレポになってしまいましたが、少しでもリサイタルの様子が伝われば嬉しいです

ホロストフスキーとイリヤさん、2人に心からの感謝を伝えたいと思います!
Большое спасибо!

Part1の記事には、この日のプログラムと同じ曲が入っている20年前のCDをご紹介していますが、こちらでは最近リリースされた、チャイコフスキーとプーシキンの詩による歌曲のCDをご紹介させていただきます。


Pushkin Romances
Delos Records
2010-05-25
Hvorostovsky

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Tchaikovsky Romances
Delos Records
2009-10-27
Tchaikovsky

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この記事へのコメント

プリたん
2010年07月05日 02:11
本当に素晴らしいリサイタルでしたね。

さすが、Dima専門家の娑羅さんならではのレポ内容で、Part1とPart2を一気に読ませて頂きました。

ピアニストのことですが、私も以前の方より今の方のほうが少し控えめだけど繊細で好きです。音楽的にもDimaとは相性が良いと思います。

私の夢としては、以前、NHKで放映された国立ロシア美術館 (ミハイロフスキー宮殿)で、10年後くらいに、もう一度、彼のロシアン・ロマンスをしみじみと聞き直したいと思います。

2010年07月05日 13:21
■プリたんさん
あの場所にいられたことに幸せを感じずにはいられない、そんなリサイタルでしたね。
イリヤさんのピアノ、いいですよね。
できるだけ長くコンビを続けていってほしいなと思います。

ロシア美術館の12番ルーム(撮影に使われた部屋)は、4年前の夏に実際に入ることができて感動でした。
美術館でのコンサートって、きっと素晴らしいんでしょうね。
ただ、あーいう場所はそれこそ段差がないですし、1列目をとらないと顔が全く見えないでしょうね
Dama
2010年07月05日 21:35
歌曲は一曲、一曲、ドラマが有って、Dimaに歌われると最高に幸せと思います、しかも生だともっと、幸せ度が増すでしょうね。 旅行記共々、有難うございました。 こっちも幸せにしていただいて。
2010年07月05日 23:56
■Damaさん
ここ数年、1年に1回はナマDimaの歌声を聴かせてもらっていますが、やっぱりナマは感動が違います。
今回、あの震動を感じることができたのは鳥肌ものでした。
やはり、ピアノ伴奏のリサイタルが一番だと思います。
イリヤさんとのコンビも定着してきましたよ

来年は新曲に挑戦するようですが、チャイコフスキーの後期(遺作?)の歌曲が楽しみです。
ヴァランシエンヌ
2010年07月06日 00:34
力作レポ、お疲れ様でした。
いいなぁ~~小さいホールでのピア伴リサイタル。私も一度味わってみたいですよ、コーイウ感動を!!
ラフマニノフの「全てを奪われた」は、ヴィノグラドフも昨年3月のモスクワでのリサイタルで、一番最後に持ってきてました。短いけど迫力のある曲ですよね。(そして仰る通り、難解な詞ーー;)
ロシアの低音歌手は、これを好む人が多いそうですが。

それにしても、デビュー20周年の記念リサイタルだったとは、その場にいられること自体、幸せですね
昨年の6月は、娑羅さんにとっては辛い時期でしたけど、今年はメモリアルで、充分取り返しましたね!!
ホントに良かったです。私も刺激と幸せをお裾分けして頂きました。ありがとうございました
娑羅さんの幸せパワーにあやかって、私もイロイロ頑張らねば。。。
2010年07月06日 23:04
■ヴァランシエンヌさん
ヴィノさん、「全てを奪われた」を最後に持ってきたんですか!?
あれはあっという間に終わってしまうから、曲を知らない人だったら「え!もう終わり!?」と驚いてしまうかも

昨年の6月は、ヴァラリンさんに初めてお会いしたんでしたね~。
せっかく貴重なお時間を割いて会ってくださったのに、あの時はDimaが色々やらかしてくれたお陰で、ファンの一人としては辛い時期で、愚痴ばっかりお聞かせしてすみませんでした
はいっ!今年の6月は昨年とは全く違う気分で過ごさせていただきました!
ヴァラリンさんも、今年は一大イベントが控えていますよね
アツアツのレポを楽しみにしていますよ~!
Ger-mania
2010年07月11日 12:37
旅行記のほうとオペラ・リサイタルレポートと、どちらも楽しく読ませていただきました
娑羅さんの熱い気持ちが伝わって来る記事で、羨ましいを通り越して「良かったね、良かったね」と思いながら読みました。
こちらもすごく充実した気持ちになりました、ありがとうございます!!
2010年07月12日 00:26
■Ger-maniaさん
旅行記やレポを読んでいただき、どうもありがとうございます!
少しでもこの感動をお伝えできれば・・という思いで書きましたので、そう言っていただけて嬉しいです
りょー
2010年07月13日 00:53
>14.ラフマニノフ:「夜の神秘な静けさの中」
わたしも、これ、大大大好き!
日本のリサイタルでも、鳥肌立ったけど、600席のウィグモアホールでしょう?!いいだろうなぁ~~…
。最高の贅沢ですよ~。

>水面に浮かぶ波紋のような声の広がり・震動
わかるぅ!
こればっかりはどんなスピーカーでも再現できないんじゃないですかねぇ。ホールという楽器の内部に居てこそ…。あ~。また聴きたいな、Dimaのロシア歌曲…。
2010年07月13日 23:10
「夜の神秘な静けさの中」、りょーさんもお好きでしたよね
はい、本当に贅沢な時間を過ごさせていただきました♪
ピアノ伴奏のリサイタルって、その歌手の声を一番堪能できるものですから、ファンにとっては最も贅沢なスタイルだと思うのですが、会場が小さければ更に贅沢度は増しますよね。

Dimaの声は、震動・共鳴といったものが年々強くなってきているように思うので、録音ではあの深みやコクが伝わりにくくなってきているかもしれません。

来年の来日、ロシア歌曲のリサイタルもやってほしいところですが、日本では無理なのでしょうかね