【CD】Verdi:Requiem

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<ソリスト>
ソプラノ:Christine Brewer
メゾ・ソプラノ:Karen Cargill
テノール:Stuart Neil
バス:John Relyea

<合 唱> London Symphony Chorus

<管弦楽> London Symphony Orchestra

<指 揮> Sir Colin Davis


張り切って家のPCにセットして再生したところ、音が聴こえない・・・・。
あ、そっか、ヴェルレクって出だしはすごく静かだったよね~と思いながらボリュームを上げてみる。
・・・・やっぱり聴こえてこない。
イヤホンで聴いてるのに、MAXにしてようやく聴こえてきたって感じ。
それでも、合唱の“Requiem”という声がいくら待っても聴こえない。
もちろん、盛り上がってきたらちゃんと聴こえるんだけど、この弱音が聴けないと嫌だ~。
それに、全体的に奥行きのない音でつまんない。

ってなわけで、家のDVDプレイヤーにセットして、TVにヘッドホンを繋いで聴いてみる。
おぉ~、細かい音まできちんと聴こえてくる~。立体的になってきた~。
そうよね、Hybrid-SACDってのを買ったのに、あんなのっぺりした音なわけはないわよね。

ヴェルレクのCDは既に持っているのですが、今回このCDを買った理由はたった一つ。ジョン・レリエーがバスパートを歌っているから
レリエーのヴェルレクはずっと聴いてみたい!と思っていたのですが、何しろCDも少ない人ですし、You Tubeでも見つけることができず。

しかし、今年1月にロンドンでヴェルレクを歌うと知り、ロンドンならラジオ放送があるかも!と期待に胸を膨らませ、血眼になってラジオ放送予定のチェックをしたものの、私の検索の仕方が悪かったのか、結局これも見つからず。

そんな時、とある方から「レリエー君がバスパートを歌っているヴェルレクのCDがありますよ」とメッセージをいただき、なんですって~と驚く私。
しかもそのCD、私がラジオ放送を必死に探した今年1月のロンドンでのコンサートを録音したものじゃないですか!
まさかCDになって、しかもコンサート後半年余りでリリースされていたとは・・・・。

デイヴィスの指揮は、メリハリとアクセントが効いていてギュッ!と濃縮された感じ。
カラヤンの重厚な感じとは違うけど、なかなかのド迫力でテンポも速く、なかなか爽快なレクイエムです。
“Lacymosa”なんかはおセンチなムードにならず、ドライでサササ~っと流している印象。
私はこの“Lacymosa”がすごく好きで、もっとねっとりしたほうが好みなのですが、不思議とデイヴィスのドライな感じも嫌ではなく、これはこれで魅力的でした。

“Lacymosa”はメゾとバスがリードしていくので、ここのレリエーの歌唱を楽しみにしていたのに、オブリガートでかぶってくるメゾが結構なド迫力で、メロディーを歌っているレリエーの声がかき消されておりました・・・・。

レリエー、確かに彼の“あの声”なのですが、レクイエムということでやや抑えているのか、いつものようにド迫力で目立ちまくりということはありません。
ほかのソリストとのバランスを上手くとって、アンサンブルに徹している感じです。
いつものように、とても丁寧に歌っているし、コントロールも上手くいっていると思います。
やっぱりいい声、そして上手いっ!
念願だった彼のヴェルレクが聴けて嬉しい~

そのほかのソリストについては、全く初めて聴く人ばっかりでした。
テノールのニールは、先日来日したスカラ座のメンバーでもありましたし、いろいろ話は聞いていて顔と名前ぐらいは知っていましたが、声を聴いたのはこれが初めて。
個人的には、可もなく不可もなくといったところ。
声そのものは癖もないし、悪くないとも思います。
CDだとあのでっかい身体が見えないから、声だけに集中できてよろしいです

ソプラノのBrewerは、残念ながら私の苦手な声。
あまり歌唱に深みが感じられず、“Libera me”もオケやコーラスを引っ張る力が不足している感じ。
何より私が苦手だったのは、フォルテでアクートを出す際の叫ぶような声・・・・

メゾのCargillは悪くないけど、メゾ・パートの出番が多いこの曲で、存在感がやや薄いかなぁ・・・・。
でも、癖がなくて嫌いな声じゃない。

合唱は若いメンバーが多いのかな?と思うほど、声が若々しかった。特に男声。



Verdi: Requiem
LSO
2009-09-08

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