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zoom RSS シュツットガルト・バレエ 「オネーギン」

<<   作成日時 : 2015/11/28 15:00   >>

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2015年11月28日(土)午後3時開演
会場:兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール

<出 演>
オネーギン: フリーデマン・フォーゲル
レンスキー: パブロ・フォン・シュテルネンフェルス
ラーリナ夫人: メリンダ・ウィサム
タチヤーナ: エリサ・バデネス
オリガ: アンジェリーナ・ズッカリーニ
乳母: ダニエラ・ランゼッティ
グレーミン公爵: ロマン・ノヴィツキー

<音 楽>チャイコフスキー
<編 曲>クルト=ハインツ・シュトルツェ

<振 付>ジョン・クランコ

<装置・衣装>ユルゲン・ローゼ

<指 揮>ヴォルフガング・ハインツ

<管弦楽>東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団


「オネーギン」はオペラでもバレエでも大好きな作品。
それだけに色々と注文が多くなり、なかなか納得する舞台に出会えません。

バレエの「オネーギン」を最後に観たのは、なんと今からちょうど7年前!
そんなに前だったっけ〜

すごく感動した!という記憶はあるのですが、その時のレポを読み返してみると、私ったら終幕のアリシア・アマトリアンのタチヤーナにちょっとケチつけてますね・・・・。

その後、エヴァン・マッキー(オネーギン)とアマトリアンのハイライトをYTで見る機会があったのですが、これがもぉ完璧で・・・・・!!
(※残念ながら、その後削除されちゃったようです。)

なので、今回シュツットガルトが来日公演に「オネーギン」を持ってくると知った時は、絶対この2人で観たい!と思ったのですが、マッキーはカナダ・ナショナル・バレエに移籍してしまい、来日メンバーには入らず

そして発表された西宮のキャストはフォーゲルとバデネスでした。

フォーゲルは前回レンスキー役で観ており、その後もずっとレンスキーを当たり役としていたそうなので、私に限らず多くの人がフォーゲル=レンスキーのイメージを持っていたと思います。

昨年の夏にはエトワール・ガラで来日し、「オネーギン」より鏡のパ・ド・ドゥを披露しましたが、どうしてもオネーギンに見えず、やっぱりレンスキーだよな〜・・・という思いを強くしました。

なので、今回このキャスティング発表にかなりテンション下がり気味

・・・だったのですが、いやいや1年でフォーゲル君大人になりましたね〜!
以前の可愛らしさが影をひそめ、すっかり男らしくなっててビックリでした。
黒の衣装も良く似合うし、脚もきれいで目を引きます。

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う〜ん・・・でも、なんとなく「オネーギンを演じてます」って感じが強くて、まだ自分のものになってないような印象。
1幕のオネーギンのソロでは、やや安定感に欠けていたし・・・・もしかしてアダージオ苦手?

タチヤーナを演じたのはプリンシパルになったばかりの23歳、バデネス。
全く知らないダンサーだったけど、フォーゲルとバデネスのペアで踊られる「オネーギン」はこの日のみだったとのこと。

全く知らないだけに期待もしてなかったんだけど、思っていたよりは大健闘のタチヤーナでした。
複雑な心理を上手く表現していたし、若いのになかなかの女優バレリーナです。

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ただ、小柄なのでもう少し身体全体、特に脚が語るようにならないと存在感が薄くなりがち。
まぁ、まだ23歳ということですし、これは時間が解決してくれるのではないでしょうか。
テクニックは安定していましたし、回転系が得意なように見えたので、ドンキとかも似合うかもしれません。

レンスキーはキャスト変更があったそうで、プリンシパルのカマルゴからソリストのシュテルネンフェレス。

よく演じていましたが、ヘアスタイルがリーゼントっぽくって頭が大きく見えちゃいました
急なキャスト変更だったのか、オリガ役のダンサーとあまり息が合っていないように見えたのも残念。

そのオリガを演じたズッカリーニは、とても愛らしい容姿でタチヤーナのバルデスより派手な印象。

しかし、この「オネーギン」のオリガのパートはなかなかハード
それをこなすのに必死というか、あまり余裕が感じられませんでした。
これは、パートナーとの相性もあったかもしれませんが、少し踊りが重く見えてしまいました。

ノヴィツキーのグレーミンは温かさが感じられ、なかなかの好演。

オペラの「オネーギン」から入った私でも十分満足できる、バレエ版の「オネーギン」ですが、意外に上演時間が短くてビックリ!
正味1時間半ぐらいなんですね〜。

最後に、私が「これぞ決定版!」と思う「オネーギン」のPVをご紹介。
アリシア・アマトリアンとエヴァン・マッキーです!

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
オネーギンってつい力入ってしまいますね(笑)♩ 私もこの作品を初めて観た時は、”あれ、結構短い?”と思いました。 やはりオペラの3時間に慣れていたせいか(笑)? とはいえバレエ版、選曲もシーンも綺麗で良く出来たストーリーバレエですね〜♩ そう、キャスティングって大切、こういうドラマ作品って、ベテランで表現力に集中出来るようなダンサーが出てきてくれると印象がぐっと違ってくるんですよね。 オネーギンはマッキー君で観るのがベストでしょうね、彼は今カナダナショナルですが、沙羅さんが好きなタイプ(笑)。 アダージオで最強の美脚が語りますし、役作りもきっちり消化して出てくる知性を感じます。 ナショナルカナダは今はルンキナがいますし(このルンキナ&マッキーペアは最強!)日本へ出張公演がないかな〜!
花宴
2015/12/03 05:05
◆花宴さん
お互いオネーギンにはうるさいですよね

バレエ版の選曲、私も上手いな〜と思っていたのですが、どこかで見た情報だと、オペラの音楽を使う許可が下りず、苦肉の策での選曲だったとか。
でも、バレエにはこのほうがいいですよね!?
特に「フランチェスカ・ダ・リミニ」はピッタリすぎて感動もの!(笑)

キャスティングに関しても同感。
古典作品は若手で観ても楽しめるんですが、こういうドラマティックな作品はやっぱりベテランの円熟したパフォーマンスで観たい・・・。
何度も足を運べない場合は特に。

マッキー、生で観たいですよぉ〜〜!
ルンキナもいるし、ぜひカナダ・ナショナル・バレエの引っ越し公演をお願いしたいです!
娑羅
2015/12/03 23:03

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