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zoom RSS マリインスキー・バレエ 「白鳥の湖」

<<   作成日時 : 2015/11/23 15:00   >>

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2015年11月23日(月・祝)午後3時開演
会場:滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 大ホール

<出 演>
オデット/オディール: オクサーナ・スコーリク
ジークフリート王子: ザンダー・パリッシュ

王妃: エカテリーナ・ミハイロフツェーワ
王子の家庭教師: ソスラン・クラエフ
道化: グリゴーリー・ポポフ
ロットバルト: コンスタンチン・ズヴェレフ
王子の友人たち: ヴィクトリア・クラスノクーツカヤ、ナデージダ・ゴンチャール、エルネスト・ラティポフ

小さな白鳥: アナスタシア・アサベン、オクサーナ・マルチュク
         アレクサンドラ・ランピカ、スヴェトラーナ・イワノワ
大きな白鳥: ヴィクトリア・ブリリョーワ、ディアナ・スミルノワ
エカテリーナ・チェブキナ、ズラータ・ヤリニチ
2羽の白鳥: エカテリーナ・イワンニコワ、ナデージダ・ゴンチャール

スペインの踊り: アナスタシア・ペトゥシュコーワ、マリーヤ・シェヴャコーワ
           アレクセイ・クズミン、ローマン・ベリャコフ

ナポリの踊り: オクサーナ・マルチュク、デニス・ザイネトジノフ

ハンガリーの踊り: オリガ・ベリク、ボリス・ジュリーロフ

マズルカ: クセーニャ・ドゥブローヴィナ、エレーナ・アンドローソワ
       ナターリヤ・ドゥゼヴーリスカヤ、ズラータ・ヤリニチ
       アンドレイ・ソロヴィヨフ、ドミートリー・プィハチョーフ
       アレクセイ・チュチュンニック、エフゲニー・ジェリャービン

<音 楽>チャイコフスキー

<振 付>マリウス・プティパ、レフ・イワノフ
<改訂振付>コンスタンチン・セルゲーエフ

<指 揮>アレクセイ・レプニコフ

<管弦楽>マリインスキー歌劇場管弦楽団


ロシアのバレエ団と言えばモスクワのボリショイ・バレエ、そしてこのサンクトペテルブルクのマリインスキー・バレエですが、私はボリショイ贔屓なので、マリインスキーのダンサーについては詳しくなく、主役がスコーリクとパリッシュと聞いてもピンとこず・・・・。

しかし来日が近づいてくると色々情報が入り、スコーリクはなかなか有望な若手で、パリッシュはなんとロイヤル・バレエから移籍したマリインスキー初のイギリス人ダンサーで、現在最も注目を集める若手だということもわかり、ちょっとワクワク感が増しました

では、その主役2人から。

まず、オデット/オディールを踊ったスコーリク。
私はか〜〜なり気に入りました

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マリインスキーのダンサー、皆さん脚は美しいのですが、その中でも彼女の脚の美しさは一際目立ちました。
ポワントで立った時の弓なりのラインにはうっとり・・・・。

単にポーズを決めるだけでなく、その先までぐ〜〜んと伸びていく感じも好み。
このビデオの一番最後に出てくるオデットのキメポーズ!
これには何度もゾクッとさせられました



このセルゲーエフ版では、3幕に2羽の白鳥がそれぞれソロ・パートで踊るシーンがあるので、初めて見る人は「オデットが出てきた!」と思ってしまうかもしれませんが、今回の2羽の白鳥たちとオデットのスコーリクとでは、身体からあふれるオーラが全く違いました。

オデットというと、白鳥らしさを強調した儚いイメージですが、彼女のオデットはむしろ人間としての王女の気高さ、そして意志の強さを表しているようで、これはこれでなかなか面白かったです。

これはオディールのほうが絶対似合うな!と楽しみにしていたのですが、オディールは期待通りにハマっていたので、私としてはむしろオデットのほうが印象に残りました(笑)

ちなみにグランのコーダのフェッテは、前半はシングル・ダブルの連続でした。

続いて王子のパリッシュ。
彼はまんま王子やね〜

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1幕で登場するや否や目が釘づけで、センターでワルツ踊ってる人たちがいても、端にいる王子を目で追っちゃいましたわ

ただセルゲーエフ版の「白鳥」・・・王子がほとんど踊らん・・・・
ボリショイのグリゴローヴィチ版だとたくさん踊ってくれるんだけどね〜。

だもんで、ヴァリエーションとロットバルトの闘いぐらいでしか判断できないんだけど、ちょっと踊りは重たいかなぁ〜。
なんとなく、もっさりしてる感じ

そのほか、道化のポポフ、ロットバルトのズヴェレフが良かったな。
王子より道化のほうが踊りまくってたし!(笑)

そしてやっぱりマリインスキーと言えば、女性のコール・ド・バレエ!
いや〜、噂に違わず美しかったです!
よくあれだけ背丈やスタイルの同じ人をそろえたな〜って思っちゃうほど。

小さい白鳥と大きい白鳥の、大きさの差もハッキリしてました!

でも、このセルゲーエフ版の白鳥・・・・やっぱり退屈

さっきも書きましたけど、王子がほとんど踊ってくれないし、3幕のキャラクターダンスもあんまり面白くない。

4幕(セルゲーエフ版では3幕)の黒鳥たちが意味不明。
ま、これは悪の象徴ってことなのかもしれないけど。(実際、ロットバルトが死んだらいなくなっちゃうし。)
ただそれにしては、あまりにも白鳥たちに溶け込んじゃって、同じ動きしてるのがおかしいんだよねー(-_-;)

そして私がこの版が苦手な1番の理由は、音楽のセレクトが情景に合わないこと。

オディールのヴァリエーションの音楽が、チャイコフスキーのピアノ曲「いたずらっ子」というのもね・・・
音楽は長いし、難しい振付になってるし、踊り手にはかなり大変なヴァリエーションだとは思うんだけど、悪魔の娘オディールのイメージではない・・・・。

やっぱり、パ・ド・シスの第5ヴァリエーションの音楽(ハープの前奏とオーボエがメロディーを奏でるあれです!)のほうがしっくりくるよな〜。

あ、でもオディールがオデットのふりをするのであれば、あの音楽では悪魔カラーありありでバレるとか?

そして4幕(セルゲーエフ版では3幕)の白鳥たちの踊りの音楽もおかしくないか〜?
チャイコフスキーのやはりピアノ曲「ヴァルス・バガテル」や「ショパン風に」を使ったりしてるけど、悲しみに暮れる白鳥たちの踊りにしては、なんとなく能天気に聴こえてしまうんですよね〜(-_-;)

ここはスコア通り、「小さい白鳥たちの踊り」を使ったバージョンのほうがしっくりくると思います。

悪評高いグリゴローヴィチ版の「白鳥」のほうが、私は楽しめました♪(変わり者!?

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
スコーリク、私も観た事ないのですが、確かにこのヴィデオのキメのアティテュード、”おおっ!!”と声に出てしまいました(笑)♩ マリインスキーのコール・ドはアートですね、幕が上がって立ってるだけで絵画的に美しい。 王子は噂のロイヤルからの移籍組ですね、写真なんか素敵だけどこれからってとこでしょうか? マリインスキーの白鳥って白黒混じるあれですよね、私もあれはよく解りませんでした。。。白鳥って色々ですよね(汗)、パリの王子様神経衰弱バージョンとかオーストラリアのダイアナ妃バージョンとか。。。やはり創作意欲をそそられる作品なのね(笑)?
花宴
2015/11/28 04:36
◆花宴さん
ね、ね、あのアティテュードは芸術品ですよね!
パリッシュ、もう少し踊ってるところを観たかったです

今日、バレエ友達とも話してたんですが、やっぱりセルゲーエフ版は今の時代にはいささか地味で、終幕の音楽の使い方にも疑問が残るという点で意見が合いました。

白鳥の読み替えと言えば、AMPの男性版白鳥も強烈な印象ですよね!
娑羅
2015/11/28 23:59

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