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zoom RSS エトワール・ガラ2014

<<   作成日時 : 2014/08/04 18:30   >>

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2014年8月4日(月)午後6時30分開演
会場:フェスティバルホール(大阪)


いつも東京のみの上演だったのが、今年は大阪と名古屋でも公演があると知り大喜び!
大阪と名古屋はプログラムが違うので、当初は両方行きたい!と思っていたけど、諸事情で断念。
でも、やっぱり両方行くべきだったなぁ〜
見応えありました!

リノベーション後のフェスティバルホールに入るのは初めて。
ビルの色が明るくなり、地下鉄淀屋橋駅から上がってすぐにfestival hallの文字が見え、目立つようになりました。

ホワイエも上品になったし、客席も明るくなった!
ホールはちょっとバスティーユ・オペラ座に似てるような・・・・。(言い過ぎ!?

しかし、一つ残念だったことが。

カテコの際、通常のオペラハウスのようにカーテンの真ん中から出てくるのではなく、閉まっている緞帳の前を、舞台下手からダンサーが登場してくるんです。

今回、舞台袖口には大きなスピーカーが備えられており、その狭い隙間を抜け、足元を気にしながら登場してくるダンサーたち。
見た目にもあまり美しいものではないですし、ダンサーにも失礼じゃないですか?
もし、ケーブルに足を引っかけて転びでもしたら、ホール側はどう責任とるのかしら?


1.「ジュエルズ」より"ダイヤモンド"
振付:ジョージ・バランシン
出演:ローラ・エケ、オードリック・ベザール


今回、当初予定されていたダンサーが怪我などで数人キャンセル。
よってキャストはもちろん、演目も大きく変わってしまいました。

エケはアバニャートの代わりに来日。(アバニャートはおめでた?)
Twitterなんかでは彼女の来日を喜ぶ声も多く、注目のダンサーのようです。

スタイルもいいし、丁寧な踊りで好感が持てる、いわゆる綺麗系ダンサー。
バランスが得意と見ました♪

ただね・・・・。
"ダイヤモンド"は全編通して見ると豪華で好きなんですが、このパ・ド・ドゥだけ見せられてもなぁ・・・
衣装はキラキラしてるのに、なーんか地味なのよねー。音楽も踊りも。

音楽が録音テープっていうのも、やっぱり安っぽいよなぁ。
そのせいか、音楽と踊りが溶け合ってない印象。

ベザールもきれいだったけど、あんまり印象に残ってない・・・・。

2.「マノン」第1幕より デ・グリューのヴァリエーションとパ・ド・ドゥ"
振付:ケネス・マクミラン
出演:イザベル・シアラヴォラ、フリーデマン・フォーゲル


フリーデマンはエイマンの代役。
意外だったのは、これもまたTwitter上で、彼があまり歓迎されていなかったこと。
日本人受けするダンサーだと思ってたんだけどね〜。

そのフリーデマン。
デ・グリューのヴァリエーションも披露してくれて、ファンの方には嬉しいおまけ。
・・・・なんでしょうけど、ちょっと安定感に欠けるような気が

イザベルはやっぱり脚が本当にきれいで、すっとタンデュで出すだけでも溜息もの・・・・。
髪、本当に真っ黒なんだな〜。

パ・ド・ドゥは堪能した!と言いたいところなんだけど、見終わってふと思ったこと。
これってマノンだよね?椿姫じゃないよね?
「マノンを観た」とは思えなかった。
この2人なら、「椿姫」のほうがしっくりきたんじゃないかな。

3.「白鳥の湖」第2幕より アダージョとヴァリエーション
振付:ルドルフ・ヌレエフ
出演:アマンディーヌ・アルビッソン、マチュー・ガニオ


今回、東京公演のレポでマチューの評判が良くて、「逞しくなってる」と聞き、めっちゃ楽しみにしてました♪
ここでもジークフリートのヴァリエーション付き。
そうそう、男性はヴァリエーションつけてくれないと、女性のサポートのみで終わっちゃうこともあるからね。

確かにマチュー。安定感が増して、エトワールの貫録が出てきた!
以前はほっそーい脚で、華奢そのものだったけど、太腿が太くなった逞しくなった?

だけど、カテコでニコって笑うと、やっぱカワイイのよね〜

アマンディーヌ(お菓子の名前みたいで美味しそう♪)は、今年エトワールになったばかりの期待の新人。
怪我をしたオブラスツォーワの代役で来日。
彼女の評価は真っ二つに分かれていたので、こりゃ、自分の目で見て確かめないとな〜と思っていました。

う〜ん・・・・なんで、あなたがエトワールなん?

お馴染み、パ・ド・ブレで白鳥が登場。
私の第一印象、「腕、みじかっ!」。

いや、短いわけはないんだけど、長く見せる使い方をしてないんでしょう。
まだ自分の身体の見せ方・使い方をマスターしてない感じ。
全体的に小さくまとまった印象で、あんまり面白くなかった・・・・。

4.「マーラー交響曲第3番」より
振付:ジョン・ノイマイヤー
出演:シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ


対して、どこでも大絶賛だったのが、このハンブルク・バレエのペア。
私はハンブルク・バレエって観たことないし、ダンサーも名前と顔ぐらいしか知らないので、実際に観るまでは「そんなにいいのか〜?」と半信半疑でした。

しかし!
なんでしょ!このすんばらしいペアは!

「マーラー交響曲第3番」なんて曲のタイトルだし、何を表現したいのかわからず、退屈して寝ちゃうんじゃないかと思ってたけど、内容なんかわからなくても感動できるもんですね。
気がついたら涙があふれてました・・・・。

アッツォーニは全く体重を感じさせない踊りで、かなりハードなリフトとかあってもリアブコは楽々と持ち上げたり振り回したり。
もしかして、アッツォーニは発泡スチロールなのでは?という疑惑さえ生まれそうでした(笑)

ここまで、やっぱり録音テープの音楽だとしっくりこないな〜と思っていたけど、この2人はそんなことも忘れさせてくれるほど、音楽との一体感が見事。

ここまで呼吸って合うものなんだ!?
2人のシンクロには驚嘆。
ちなみに、お2人はご夫婦なんだとか。納得。

5.「3つの前奏曲」
振付:ベン・スティーブンソン
音楽:ラフマニノフ
出演:ドロテ・ジルベール、オードリック・ベザール
ピアノ:金子三勇士


ここから第2部。
いよいよドロテちゃん登場。
出産後、初の来日でございます♪

しかし・・・この作品、いまいちよくわからんかった
金子さんのピアノによるラフマニノフの音楽も良かったし、ダンサー2人にも何も文句はないんだけど・・・・。

女性は白のレオタード、スカート付き。
男性は体操のお兄さんを思わせる出で立ち。

舞台の真ん中に小さなバーがあり、レッスン風景を思わせます。(2曲目からはバー撤去。)
「3つの前奏曲」というタイトル通り、3つのパートに分かれているのですが、終始舞台は暗いし、あんまり面白味のある作品でもなかったし、ちょっとつまんなかったかも

ベザールは長身だし、きっと王子なんかもいいんだろうけど、このAプロではサポート役に徹していて、あまり個性が見られなかったのが残念。

6.「月の光」
振付:イリ・ブベニチェク
音楽:ドビュッシー
出演:エルヴェ・モロー
ピアノ:金子三勇士


今夜はあなたを観に来たのよぉ〜〜〜!!待ってました!エルヴェ様!!

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世界初演となる「月の光」。
東京公演でかなり評判が良かったので、楽しみにしていました♪

個人的には、この振付をそれほど面白いとは思わなかったのですが、やっぱりエルヴェの踊りは美しかったですね〜・・・・。(ため息)

幕が開くと、ピアノに寄り添って座るエルヴェ王子。
もう、その姿だけでうっとり

ところで、ラストにエルヴェがピアノの下に潜り込んだ時、客席から笑いが起きたんだけど、あそこは笑うところじゃないと思うんだけどなぁ・・・・。

ラストはきっと、最初と同じポーズで、ピアノに寄り添うんだろうなと思っていたから、あのラストは意表をつかれて面白いって思ったけど、笑うのとは違うよね・・・・。

エルヴェって、顔だけ見てると華奢な王子キャラかと思うんですが、意外と男臭く、何より魅力なのは踊りの大きさ。
広い舞台に彼一人のこの作品でも、上半身の動きがとても大きく、空間を上手く利用しているので、舞台の広さを感じさせません。
そして、ポエティックな雰囲気も魅力。

バレエって、つい脚の動きに目が行ってしまいますが、本当に上手い人は上半身の動きが素晴らしいですね〜。

あ〜、3月のパリオペ来日公演。
エルヴェのアルマン(「椿姫」)を見逃したのは、本当に惜しかった〜〜!

7.「オネーギン」より"鏡のパ・ド・ドゥ"
振付:ジョン・クランコ
出演:アマンディーヌ・アルビッソン、フリーデマン・フォーゲル


フリーデマンはやっぱり、オネーギンよりレンスキーキャラだよね。
黒服で鏡から登場した瞬間、「違うし〜!」と心の中で叫んじゃったよ

アマンディーヌは、白鳥よりはこっちのほうが良かったと思うけど、なんか落ち着いたタチヤーナだなぁ・・・という印象。
夢の中に愛する人が出てきたんだし、もうちょっと喜びを大きく表現してもいいような気が。

ま、私の席が遠くて、そういうのが伝わらなかったのかもしれないけど

8.「アルルの女」より
振付:ローラン・プティ
出演:シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ


ここから第3部。

今回、パリオペのダンサー目当てで行ったものの、一番すごかったのはこの2人。
マーラーに続いて、「アルルの女」でもやってくれました!

決して大柄ではない2人ですが、観るものの視線を釘付けにする集中力が素晴らしかったです。

アルル〜は好きな作品で、以前テレビで放送されたルグリとゲランの名演を何度も見ていますが、生で観るのはこれが初めてかも?
一部分ではあったけど、メヌエットとファランドールという、一番おいしいシーンを見せてもらえて感動〜。

ルグリのファランドールは、彼の辛そうな表情にこちらが切なくなり、かわいそう度が高いものでしたが、リアブコは目がイッちゃってて本当に怖かった・・・・

しかし、クライマックスのマネージュで、客席から拍手が起きたのにはがっかりだった・・・・
舞台に集中してたら、あそこで拍手は出来ないと思うんだけど。
拍手によって、ふと現実感が戻ってきちゃうし、ダンサーも集中力が途切れるんじゃないかなぁ。

ちなみに、私はフェッテの手拍子も大嫌い。
大阪は、必ずと言っていいほど手拍子が起こる

9.「イン・ザ・ナイト」
振付:ジェローム・ロビンス
音楽:ショパン
出演:イザベル・シアラヴォラ、バンジャマン・ペッシュ
    ドロテ・ジルベール、マチュー・ガニオ
    ローラ・エケ、エルヴェ・モロー
ピアノ:金子三勇士


これぞパリオペ!うっとりとした時間をありがとう!

そういえば、バンジャマンはこの日の出番はこれだけだったのね?
このエトワール・ガラは彼の企画だというし、プロデューサーとしての仕事が忙しいのかもね。

イザベルとは最年長ペアってことになるのかな?
ベテランならではの濃密な踊りを堪能。

ドロテちゃんは、こっちのほうが良かったな。
凜としてカッコ良かった♪
マチュー、やっぱり貫録出てきたよぉ〜

そして、エルヴェ様〜〜!
もうただただ美しくて、存在してるだけで有り難い!
エケがパートナーで、エルヴェと釣り合うか心配だったけど、彼女もなかなか存在感があったし、この人は透明感のある美しさが魅力。

ここだけの話、私はアマンディーヌよりエケのほうが気に入った。
エケはまだスジェということなので、今後の活躍が楽しみ♪


ショパンの音楽に酔いしれ、良かったわ〜〜と浸っていると・・・・いきなりマンボの音楽が・・・・!
(※調べてみたところ、イマ・スマックという方が歌うマンボだそうです)

マンボに合わせてカーテンコール・・・・って、誰の選曲よ、これ!
ダンサーの皆さんのエレガントなレヴェランスにミスマッチのマンボがたまらん!(笑)


久し振りに、出待ちしてみようかな〜とステージドアへ。
しかし、スタッフの「ここからは出てきません!」という非情な声が。

そういえば、終演後にシティバ○クのプレミアムイベントとかいうのがあるみたいだったので、ダンサーはそれに参加するのかもね。

でもさ〜、来日公演って滅多にあるものじゃないし、ましてや大阪まで来てくれるのは稀。
サイン会まではしなくていいけど、一目ダンサーを拝みたいというファンの願いをかなえてくれてもいいのにな〜と思ったり。
パーティーに出席してる人たちより、出待ちしていたファンのほうが、真剣に舞台を観てくれていたと思うよ

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
う〜ん、麗しいプリンシパルが勢揃いの豪華なガラですね〜♪ 確かにこのメンツであればオーケストラで観たいところですが、お値段設定もありますし、無理は言えないのかしら....。 やはり気になるのはエルヴェモロー君かな〜♪ 彼のいるだけでパリっぽい個性は貴重ですね! 3つのプレリュードはヒューストンバレエのサラ.ウェブあたりが踊ると、完璧なのが観れますね、まあ、あれって男性の出番無いけれど(笑)。 私もハンブルグは観た事がないのですが、娑羅さんも気に入られたみたいですし、増々興味出てきました!! ガラはプログラミングが難しいですねえ、バランシンはPDDよりむしろ群舞のフォーメーションに面白さがありますし、オネーギンとか椿姫みたいな全幕ストーリーバレエはシーン抜粋しても限界感じますし。 ロビンスは良いかも! パリの皆様ならキリアンなんて観たいと思うけれど。 
花宴
2014/08/10 11:08
◆花宴さん
花宴さんはエルヴェをご覧になったことありますか?
私は2004年にパリでフォーサイスを観て以来、10年間縁がありませんでした

「3つの前奏曲」は有名な作品だったのですね・・・
なんかね〜・・・長く感じちゃったんですよ・・・

こういうガラって、どうしてもグラン・パ・ド・ドゥが中心になっちゃうけど、このエトワール・ガラは趣向を凝らしていて、なかなか面白いプログラミングだったと思います。

確かに、バランシンは群舞の魅力がポイントかも。

キリアン!そういえばなかった!
私、意外とキリアンと相性いいので、パリオペのダンサーで観たかったなぁ〜。
娑羅
2014/08/10 23:12

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